新しい号の冊子と、ロンドン・パリ・東京でのインスタレーション
コムデギャルソンは、1988年から1991年まで刊行したビジュアルマガジン「Six」を、35年ぶりに復活させました。現代アートのフェア「フリーズ・ロンドン2026」に合わせて始まったプロジェクトで、限定の冊子の配布とTシャツの販売が行われ、インスタレーションの会場はロンドン、パリ、東京です。
新しい号には、過去の表紙6点と誌面の数々に加えて、川久保玲自身が選んだ現在の作り手の作品が収められています。コムデギャルソン・インターナショナルの社長エイドリアン・ジョフィによると、この冊子は展示が行われる都市の限られた顧客に直接届けられました。
青山店は11月末まで、DSMロンドンは11月13日(金)まで
いま展示が見られるのは、コムデギャルソン青山店とドーバー ストリート マーケット ロンドンで、それぞれの店の空間に合わせた展示になっています。
青山店では、誌面の写真を巻いた円柱が店の前から売り場まで並んでいます。円柱の一つには、「Six」が第6感を意味することと、「2026-2027 再び新しく」の言葉が記されています。
ドーバー ストリート マーケット ロンドンでは、ショーウィンドウに誌面の画像が飾られ、店の外から見ることができます。店内にも円柱が並んでいます。
雑誌「Six」のインスタレーション 会期:コムデギャルソン青山店は2026年11月末まで、ドーバー ストリート マーケット ロンドンは2026年11月13日(金)まで 会場:コムデギャルソン青山店、ドーバー ストリート マーケット ロンドン
雑誌のアートワークを1点ずつ配した白いTシャツ
Tシャツは12型で、店頭とオンラインで期間を限って販売されています。
ドーバー ストリート マーケット ロンドンのオンラインには、彫刻や花、果物、魚、巣などをプリントした12型が並び、価格はいずれも£95です。












1988年から1991年に8号だけ刊行された「Six」
「Six」は、1988年から1991年まで年2回、わずか8号が刊行されたビジュアルマガジンです。誌名は「第6感」を意味し、見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れるという5つの感覚では表せない感覚を指しています。
誌面は服の枠を越えて、デザイン、映画、建築、アート、写真に及び、サルバドール・ダリ、ロバート・フランク、ピーター・リンドバーグ、ジャン=ポール・ゴルチエ、三宅一生、山本耀司らの作品が載りました。コムデギャルソンの服が載ったページは、ごくわずかでした。
川久保玲はかつて「ハイファッションにはミステリアスな部分が不可欠です。純粋にイメージだけを伝えること、それこそが次のステップなのです」と語っています。









